あるお年寄りのパソコンのお世話をしている。
株の取引でパソコンが必需品となっているためだ。
さすがに売買はパソコンでやってないが情報収集には必要だ。
で、困ったら依頼がくる訳だ。
今回インターネットを開いたらいつも出てくるYahooの株式情報が出ないで
変な画面になるのでどうにかして欲しいという依頼だった。
もともとMyYahooで株関連の情報が一覧で見れるようにしてホームページの設定をMyYahooにしていたが、どうやら別のページが出るらしい。
見てみるとMicrosoftがエクスプローラのバージョンを8にするための勧告のページが出ていた。これは反則技ではないか。
小学校の古いパソコンで毎回この表示が出て低学年の生徒を悩ませたりもする。
バージョンアップしながら失敗に気付いた。
現在はバージョン6だが現バージョンは随分ユーザーインターフェースが変わっているのだからまたきっとこれは戸惑うに違いない。
一通りの操作方法を伝授して帰ったが、
案の定昨日から今朝にかけてそのお年寄りからどのボタンを押せば良いのか問い合わせが続いた。
大きくシェアを取ったものの責任として安易にユーザーインターフェースを変更することは罪悪だと思うのだ。
使うのはパソコンに長けた開発者ばかりではない。
本当にユーザーの視点で考えているのだろうかと強く思ったのである。
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